広野薬局は、地域医療の担い手として、貢献してまいります！

株式会社広野薬局

ABOUT 会社紹介

地域医療の側面から、震災以降の広野町の復興・発展に寄与する

東日本大震災後、当局のスタッフは、様々な仮設住宅に避難しました。遠くは神戸市にも避難した上で、避難先の近くの病院で働いたスタッフもいます。その後、いわき市の病院を経て、2012年10月に広野の店舗の除染を行いました。そして以前からお付き合いのあった医院の再開に合わせて、2013年1月に無事薬局を再スタート。以降、いわき市にできた広野町の仮設住宅へお薬の配達も行い、復興のための一助として活動してきました。とはいえ、当時の広野町へ帰還する住民はまだ少なかったということもあり（患者さんについては震災前と比べて大きく変化。地元住民と復興の作業員の割合は6：４ほど）、並行して新たな店舗探しを開始。その結果、2014年10月1日に茨城県北茨城市に店舗をオープン、現在は広野町と北茨城市の2店舗体制で薬局事業を展開しています。現在、双葉郡で営業している薬局は、当局を含めてわずか2つ。地域医療の担い手として、その責任には大きなものがあります。その一方で、広野町のため、あるいは地域の世代交代に医療の側面から貢献し、自らの目でどのように復興・発展していくのか、確かめていくことができます。ここに、何物にも代え難い充実感があることもまた、事実です。

BUSINESS 事業内容

今後の展望

現在、広野駅東口では再開発が進んでいます。既に企業の進出も行われており、徐々に活気がでてきています。その再開発エリアに、2017年3月、当社も現在の店舗から拡大移転を致しました。今まで広野町で薬局として地域貢献をしてきたとの自負があります。これからも地域の皆様と一緒に、全力で取り組んでいきたいと考えております。

その他の活動

福島県薬剤師会が「放射線ファーマシスト認定書」というものを交付しており、現在当社は、上級資格を保有しています。この資格によって、小中高校の児童・生徒を対象に、放射線の影響を講師として教えることができるようになります。地域貢献としての意義も深いこの活動は、今後も継続していきたいと考えております。

WORK 仕事紹介

当社でのやりがい

震災前は双葉郡には３０くらいの薬局がありましたが、震災後は双葉郡で営業している薬局は、２つしかありません。それだけ医療の担い手としての責任は重大で、生半可な気持ちではできません。自分の中にある真の力を発揮して、地域医療に貢献したい！という方には絶好の機会だと思います。

大切なのは、ハンディを背負ってでも働きたいという強い意志。

もちろん大変なこともあります。作業員の方を多く相手にするので、中には保険証を持っていない方もいらっしゃいます。その為すぐにお薬の代金を回収できないこともあります。また、広野町に人が戻ってこないかもしれないという不安も常につきまといますので、事業運営においてある意味大きなハンディを背負っている状態です。そのようなハンディを背負ってでも地域の皆様や、お薬がないと困る方の為に営業するという精神が必要であると感じます。それらを乗り越えた先には、医療従事者として、一人の住民としての大きなやりがいが待っていると確信しています。

若手が活躍できる環境を

広野町の町民が地元に戻り、薬局を利用して頂くということがとても重要です。特に若い人達に是非帰還をして頂きたい。将来は若い世代が町の中心を担うことになるので、若手にどんどん権限移譲をして任せていきたいと考えています。例えば、いわき市への新店舗の進出など、若手が活躍できる場所をどんどん作っていけたら良いなと密かに目論んでいます。

INTERVIEW インタビュー

Aさん／薬剤師／2014年8月入社

広野薬局はどんな会社？: 広野薬局は福島県双葉郡広野町と茨城県北茨城市に２店舗ある小さな薬局です。２店舗しかありませんが、薬学部の学生（５年生時）が薬局に実習に来て指導できる薬剤師（認定実務実習指導薬剤師）が３名もいます。社員の８割が10代～３０代と、若手中心の薬局です。

広野店の特徴は？: 広野店は小児科、内科、整形外科など、さまざまな診療科の処方箋を受けています。年齢層も子供からお年寄りまで幅広く来局されています。お薬をただ患者様に渡すだけではなく、健康相談、一般医薬品の販売、在宅医療、学校薬剤師など、何でも対応致しております。スポーツファーマシストの資格をもつ薬剤師がいるのでアンチドーピングの指導も行っております。また、福島第一原発による放射線による住民の不安に応えるため、放射線ファーマシストの資格を持つ薬剤師が在籍しております。このように、住民と共に育んでいく薬局を目指しております。

休日はどのように過ごしていますか？: 休日は主に子供と遊んでます。　大きな公園や海などにも行きます。子供が、以前から鉄棒で前回りの練習をしていたのですが、なかなかできませんでした。しかし、この前努力の成果もあって、ついに前回りができるようになったんです。とても感動しました。今の私にとって、子供と過ごすことが一番の楽しみです。

一言メッセージ: 広野薬局は若手中心の薬局なので新人薬剤師さん、２０代、３０代の薬剤師さん大歓迎です。　指導薬剤師も３名いますので丁寧に指導致します。月1回はメーカーの勉強会を行っておりますので、新しい薬や自分の知りたい薬など勉強できます。大きな薬局だと、自社のサプリメントを何個売らなきゃいけないとか、かかりつけ薬剤師を何人獲得しなきゃいけない、それがボーナスにひびくなど、そういう話を聞きますが、広野薬局では一切ノルマはありません。むしろ、社長との距離が近い分、自分のやりたいことにチャレンジさせてもらえます。薬剤師として、いろいろな経験を積みたい、着実にスキルアップしたい方、一緒に成長していきましょう。

BENEFITS 福利厚生

住宅支援について

県外からの移住を含め、転居を伴う転職の場合には、引越し代・礼金・仲介手数料等の補助制度があります（条件により金額が変わります）。また広野町は現在、新しいまちづくりが進んでいる真っ最中です。こうした状況に興味を持ち、移住を希望される方も増えているため、行政側の受け入れ体制も充実してきています。当社としても積極的にサポートしますので、面接時などにお申し出ください。

研修制度について

広野町店には、10年以上在籍しているスタッフが複数います。薬剤師・医療事務いずれの業務においても、先輩スタッフたちが丁寧にレクチャーするとともに、定期的に勉強会も開催。新しい薬や法改正に伴い、常に必要とされる情報のアップデートにも、リアルタイムの対応が可能となっています。また上記に関わる教材に関しては、無料にて支給します。

FAQ よくある質問

: 県外からの移住者は在籍していますか？

: 現時点では、県外からの移住者は在籍していません。ただし、将来の事業拡大に向けて積極的に県外在住者の採用を進めていく方針ですので、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 ※適宜、WEB面接なども相談に応じます。

: どのような人に来ていただきたいですか？

: 生命に関わる業務でもあるので、責任感の強い方を求めています。それだけではなく、私たちは「患者様目線の接客」ができることを大切に考えています。経験やスキルよりも、柔らかくていねいな対応のできる方を歓迎します。残業はほとんどなく、メリハリのある働き方ができますし、先輩スタッフが丁寧にサポートします。経験の少ない方もご安心ください。